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聖策

聖策
聖策

参議院選挙が終わり、各党が今後の姿勢を表明しています。
それなのに今、日本のお茶の間の話題はタレントのスキャンダルばかりで、まさに“民”であることを痛感させられるこの頃です。

たまに聞かれることがあります。
「小澤さんは、政治家にならないんですか?」と。

正直言いまして、僕は今の政治には、全く興味がありません。
社会がどう変わるのか?には、政治を超えた一人一人の心の部分が必要だと思っているからです。
でも、聞かれるのなら、お答えいたします。
もしも僕が政治家になるとしたら、こんな政策を打ち出します。
いわゆる、「公約(マニフェスト)」みたいなものです。

1. 原子力発電について
まずは、一時的な全面的ストップです。
放射能がどうとかいう問題ではなく、現状の詳細が人々に全く伝わっていない状態で始動することがいけないということです。
今の、福島原発の状態がどうなのか?おそらく把握している人は少ないことでしょう。
そして、なぜ事故が起きて、どう対処しているのか?
事故が起きた理由を、地震がどうこうの前段階の、発電所を設立していた頃まで遡って、設備に不手際がなかったかをすべて公表することです。
もちろん、わかりやすい形で。
その上で、改善すべきところは改善し、必要な物は必要として、判断しながら始動すれば良いと思います。
今のままでは、始動しても前と変わっていないんですよ。
放射能の問題だけであれば、いくらでも対策はできます。
もしも時間と経費をいただけるのであれば、僕は放射能の問題などは消す自信があります。
言い方を変えれば、あまりにも放射能が悪いものと騒ぎすぎている一部の政治家や専門家が、かえってこの問題を大きくしているだけです。
原発は悪であると騒ぎすぎることでは、原子力だけでなく、その他のエネルギー事業も含めた本質的な問題を改善することはできません。
大切なことは、放射能の問題ではなく、原発によって一部の人たちだけが利益を得ようとしている構造です。
そこに対する人たちの“心”が変わりさえすれば、原発はこれまで以上に人々を支える尊い物になることでしょう。

具体的なマニフェストとすれば、「原子力発電所の細部にわたるまで(金銭の流れも含む)の情報公開」と「改善案の提出」、そして「現状の放射能汚染のクリーン化」、その上での「一般の人々の判断を仰ぐ」ということをすることです。
本当の情報と知識、智恵と叡智さえわかれば、人々は正しい判断ができるのです。

2. 消費税について
近いうちに、消費税が上がることが人々に大きな関心となっています。
消費税が上がれば、庶民の暮らしは大変になるといわれています。
はたして、そうでしょうか?
僕は全くそう思いません。
人々にとって、本来必要な支出とは“衣食住”であり、その分の補填をすれば良いのです。
つまり、良質な衣食住を想像している企業に対する控除を様々にするのです。
良質なものを安価で提供できる企業が増えれば、そのぶんだけ人々の暮らしは楽になります。
僕からすれば、消費税か高いか安いかで、人々の暮らしはほとんど変わりません。
ハッキリ言って。
そういう話題で絞ることで、人々が本質を見ることができないようになっているだけです。
本来すべきことは、「税金と財政のシースルー化」です。
その税金が、どこから集められ、どこに使われているのか?
政府は、どの方向性で税金を使っているのか?
それさえ全てを公(おおやけ)にすれば、きちんとした税金が使われることでしょう。
言い方を変えれば、きちんとした税金の使い方さえしていれば、初めから消費税を上げる必要もありませんし、貧富の格差は自ずと消えていきます。

例え消費税が高くなったとしても、良質なものを提供する企業が安価にものを創造できるようになれば、そのぶん人々は楽になります。
もしも消費税をゼロにすれば、そのぶん、企業への税金を増やさざるを得ません。
そうなれば企業は国際競争力を失ってしまい、日本の国力そのものが低下し、ますます貧しい国へとなりかねません。

つまり、消費税がどうとか、大企業からの法人税がどうとかの問題ではなく、税金と財政のシースルー化にして、良心に伴った税金の使い方がされれば良いのです。
どこにどれだけのお金が使われているかが全員にハッキリわかれば、使う側が変わらざるを得ませんね。

具体的なマニフェストは、「税金と財政のシースルー化」と「前年度比、予算の精査」、つまり予算を減らすことができる官僚や政治家ほど優秀であることを旨とするべきです。
もちろん、必要な部分には出す、出すべきとこは出し、出す必要の無いものは出さない。
その徹底を、人々に対してわかりやすくお伝えすることですね。

まだまだ、お話ししたいことは山ほどですが、もうすぐバスが長野県飯田に着きそうなので、続きは後ほどです。
考え始めたら、マニフェストが100くらい降りてきましたので…。
最後に1つだけ…。
国会の場で、他の政党や他の議員のことを汚い言葉でやじることは、イエローカードです。
それが2枚で、レッドカード…、即退場です。
世間に増えている犯罪や、個別の争いは、国会の場からも生まれているんですよ。
本当に世の中を良くしたい人たちの集まりであれば、ああいう言葉使いやパフォーマンスはできないはずですから…

また次回、宜しくお願いいたします。

グッドラック☆