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聖策2

聖策2
前回では、政治について少し語らせていただきましたが、今回はその続きです。
「原子力発電所」と「消費税」についてご意見させていただきましたが、「安全保障」について語らせていただきます。

3.安全保障について
日本は、憲法9条により戦争放棄を謳う、世界でも稀な平和憲法の国とされています。
平和を謳うことはとても素晴らしいことですが、それだけでは他国に護ってもらうことにおんぶにだっこの印象もあり、国際的にプラスにも、マイナスにもなっていることでしょう。
自国の防衛だけを信条とし、他国からは護ってもらうということは、自然の摂理に反します。
他国を護ることに参加しないのならば、自国も他国から護ってもらえないと、受け入れるしかありません。
でも日本人はわがままだから、平和憲法を正当化しながらも、他国の戦争は後押しして自国は他国から護ってもらおうとしている。

それでは、摂理に反します。
そこでね、日本は「災害防衛大国」に専念すれば良いと思っています。
まず、防衛には、2種類あります。
一つは、「国家間同士の争い(戦争)からの防衛」です。
もう一つは、「災害からの防衛」です。
実際に、自衛隊の働きはこの2つであり、国内の様々な災害の際には自衛隊が率先して出動して各地域の防衛をしております。

そこで日本は堂々と平和憲法を掲げて、戦争には参加しないことを表明し、その代わりに世界中どこの国で起きた災害であっても、率先して自衛隊を出動させるという「災害防衛大国」として活躍すると良いのです。
現在、世界中で異常気象が加速し、ますます災害も増えていくことでしょう。
そんな時こそ、日本が先陣を切って、各国の災害防衛に取り組むのです。

災害防衛での、国際協力を前面に打ち出すこと。
これこそが自衛隊の最大の売りとなれば、日本は世界中から尊敬される国となるでしょう。
戦争に参加しないでも、先進国として国際情勢への責任はしっかりと果たしていることにもなります。
もちろん、日本国民から外国への派遣も支持されることでしょうし、志願者も増えるかも知れませんね。
自衛隊は、海外ボランティアをする団体であれば、国際世論は全て日本を味方します。
そうなれば、日本へ攻撃しようとする国家は存在しなくなります。

以上、これが僕の安全保証論です。
まだ話せば長くなりますが、最後に一言。

もう、国家間で争う時代は終わりです。
これからは「異常気象」という名の、全人類共通の敵が脅威を増してきます。
今こそ、自衛隊は災害防衛先進国として、世界への影響力を及ぼしていく時なのです。


















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