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最後だとわかっていたら…

最後だとわかっていたら…
10年くらい前に少し流行った本で、『if… 最後だとわかっていたら』というものがありました。
僕はそれが好きで、何回か読みました。
もし、明日が最後だとわかっていたら、あなたに「愛してる」ことをきちんと伝えるだろう。
もし、もう二度と会えないことがわかっていたら、あなたを優しく抱きしめるだろう。
などなど、家族や友人たちに伝えるメッセージの本でした。

私たちは、また同じ日々を過ごせると思いがちですが、時間が戻らないように、今日という一日は二度と来ません。
もしかしたら、今となりにいる大切な人も、明日になったらどこかへ行っているかもしれません。
今、ある自分自身の命でさえ、今日の帰り道に失うことだってあり得ます。

さらに言えば、地球環境の存在そのものがそうです。
今現在、毎日数多くの生き物の種族が絶滅していいています。
彼らは、二度と戻ることはありません。
温暖化の影響では、南極やグリーンランドの氷が溶け始めています。
一度氷河の流出が始まれば、とどまることを知りません。
今夏の酷暑を体感されたら、なおのこと感じやすくなっているでしょう。
もしかしたら、数十年後の地球では、私たちは今のように普通に暮らすことは出来ないかもしれません。

あなたは、どう思いますか?
もしも、地球の環境が最後だとわかったら。
でもそれが、治る病気に向き合うことと同じように、私たちの生き方次第では改善できるのだとしたら…。

後悔しないように。
今、考えてみましょう。
明日がもしも最後だとしたら、それを今私たちが変えられるのだとしたら。




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