戦争は無くせる

戦いと争い。
それが、戦争です。
今でも、世界のあちこちで戦争は行われています。

一説には、すでに「第三次世界大戦」は始まっているといわれています。
鉄砲や大砲は使わない、大国同士も絡んでいる、世界を巻き込んだ戦争。
自然災害や細菌や病気、インターネットや情報網、あらゆる場面で国と国が争い命を奪っています。

「戦争は無くせない」と、考える人たちがいます。
「戦争は、国家の一大公共事業」と、唱える経済人たちです。
アメリカは、戦争のたびに不況を乗り越えています。
日本も、かつては「朝鮮特需」と言って、朝鮮戦争の武器弾薬を生産販売することで戦後の経済復興をしました。

「戦争は、生命としての宿命」と、考える思想家もいます。
人間も動物である以上、弱肉強食の環の中に入っているという考えです。
強いものが、弱いものから奪うことが、自然の法則の一つだと。

「戦争があるから、人口調整ができている」と考える者もいます。

しかし、どんなリアルな思想を掲げても、すべてに意味はありません。
戦争は要りません。
戦争を必要とする意見が、1,000通りあっても、そのすべてを平和論に変換できます。
戦争に傾ける労力を、環境保全に傾ける事業で、新しい経済がまわります。
すると、緑も豊かになり、空気も水も美しくなり、人口はいくらでも養えます。
奪うことよりも、分かち合う喜びを、人間は知る能力があります。

私は、「性善説」を信じます。
人は誰しも、誰かと喜びを分かち合う時、無償の喜びを感じるはずです。

戦争は、無くせます。
そのために、人はそれぞれの人生を生きています。









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