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善光寺ツアー報告in2013春(中篇)

善光寺ツアー報告in2013春(中篇)
「牛にひかれて善光寺詣り」
これは、信心の無いおばあさんが、川で洗っていた布が牛の角に引っかかり、牛を追いかけていたら気付いたら善光寺に着いていたという、エピソードです。
善光寺に着いたところで、牛が観音菩薩に変わっていたそうです。
それ以来、おばあさんは信心深くなって、まわりの方々にも善光寺詣りを広めていったといいます。

つまり、必要な人は、どれだけ拒んでも善光寺に導かれるということです。
逆を言えば、縁のない人間は、いつまでたっても善光寺には行かないということです。



ジェンティではこれまで、13回の善光寺ツアーを行ってきました。
一生に一度どころか、これほどまでに行くのは、毎回行くごとに意味が深まっていくからです。
意味が深まるごとに、そこで救われるご縁が増えると信じているからです。

さて、善光寺ツアーの見どころの一つが、宿坊の「淵の坊さん」の精進料理です。
肉や魚を一切使わずに、穀物や野菜だけで濃厚な味、豪華なご馳走が盛りだくさんです。
「精進料理」の「精進」についてのお話です。

「精進します。」と言うように、「がんばります。」に近い意味を持っています。
食べるということは、そのモノの命をいただくということです。
だからこそ、その命の分まで精進する必要があるのです。
他の命をいただいた上で生きている以上、私たちは命を使い切る必要があります。

そう考えると、なかなか食べ物は残せませんね。
ご飯もお蕎麦も二人前、デザートは三人前、久しぶりにお腹いっぱいいっぱいいっぱい食べた夜でした。

善光寺で食べた分は、すべて霊格を上げるエネルギーに変わるといいます。
お陰様で、たった一泊二日ですが、パワーも上がった気がします。
体重も、2キロ増えました。





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