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善光寺ツアー報告in2013春(後篇)

善光寺ツアー報告in2013春(後篇)
善光寺の見どころの一つは、翌朝に行われる「御朝事」です。

これは、一光三尊阿弥陀如来像を祀る境内にて、御住職様一同が揃って行う特別な法要のことです。
御朝事には、「御数珠頂戴」「御戒壇巡り」「特別法要」の3つの行事があります。



1つ目は、「御数珠頂戴」です。
早朝6時に集合して、境内に向かう途中、浄土宗の御住職による御数珠頂戴があります。
数珠で頭を撫でていただくことで、邪気が払われ、ご利益をいただくものです。



2つ目は、「御戒壇巡り」です。
境内の中には、真っ暗闇の地下通路があります。
通路内には、如来さまとつながる錠があり、歩いてそれを握るという儀式です。
人は死ぬと、まず暗闇の世界に行くといわれていて、それを一度体験しておくことで、迷わず極楽にたどり着けるという意味があるそうです。

3つ目が、「特別法要」です。
今回は、ジェンティ一行のために、「大法要」という特別なものになりました。
一旦、すべての「特別法要」が終わったのちに、御住職様たちが一同に集い、私たちのために、更に盛大な「特別法要」が始まりました。
普段には無いような、祈りと花を捧げて下さいます。
あまりの壮大さと迫力、凛とした美しさに、涙する方もいました。
この法要を通して、御供養と、自らの心と魂の大掃除をさせていただきました。



境内から外へ出ると、冷え込んでいた外気が、朝日によって暖かく照らされていました。
まるで、たった1時間で季節が少し変わったかのようでした。
参列された方々のどの顔も、笑顔でした。

後ほど、淵之坊の御住職と話しました。
「今回の大法要は、お見事でした。
如来さまのお計らいがあったように思えます。」
そんなことをおっしゃいました。

魂が感動すると、体は震えます。
言葉にもできないし、言葉にする必要もありません。
それが、魂で生きているということだからです。

ちなみに、「嬉しい」「楽しい」は動詞ですが、「感動」は名詞です。
嬉しいや楽しいは、心の動きを意味します。
感動は、魂のそのままの姿を言いますので、名詞なのです。
魂のありのままの状態が「感動」です。

一同50名。
ご事情があって、ご参加できなかった方々の想いも背負ってきましたので、それを含めれば100名様以上の想いが集いました。

その想いの数々を積み重ねて、新たに集う方々へお届けできましたら幸いです。


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