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この世を支配する3つの法則⑧「次元の向上と矛盾の解消」

この世を支配する3つの法則⑧「次元の向上と矛盾の解消」
矛盾とは、「どんなタテをも突き破る剣と、どんな剣をもの防げるタテ」という意味です。
つじつまが合わないことです。
量子理論と相対性理論は、矛盾の関係です。
宗教でも、一神教と多神教では矛盾が生まれます。
社会主義と資本主義でも、少なからず矛盾が発生します。

しかし、すべてのものが、高い次元から覗いてみれば共存できます。
具体的にお話します。
一次元は、「点の世界」です。
二次元は、「平面の世界」です。
三次元は、「立体の世界」です。
四次元は、「時間の世界」です。

点の世界では、どこへ動くこともできず、そこからは何も生まれません。
「今だけが良ければいい」という考え方です。

平面の世界では、低い次元でのぶつかり合いが生じる、机上の空論となります。
「数字でモノゴトを計る」という考え方です。

立体の世界では、生身の私たちの体や感情、大自然や社会、そうした命が流れ始めます。
「自分の人生を大切にして生きる」という考え方です。

時間の世界とは、人の過去の思い出や未来の夢など、心を大切にするということです。
「相手の心を大切にする利他の生き方をする」という考え方です。

今の社会、ほとんどの人が一次元世界で生きているのではないでしょうか。
「今が良ければ良い。自分さえ良ければ良い。」
というです。

一次元で物事を見れば、政治や思想や宗教も、相手のアラしか見えません。
社会主義者にとっては「資本主義は、競争と差別を生む」というモノであり、
資本主義者にとっては「社会主義は、不平等と貧困を生む」というモノです。

一神教にとっては「多神教は、偶像にも手を合わせている」というモノであり、
多神教にとっては「一神教は、自然霊を顧みない視野が狭い」というモノです。

しかし、次元を上げて、四次元レベルで両方を見てみましょう。
「資本主義は、お互いの長所を自由な発想により支え合う」というモノであり、
「社会主義は、お互いの長所を予めのルールにより支え合う」というモノです。

「一神教は、宇宙の唯一神だけを神と特定し、それ以外は天使や精霊と位置付けている」のであり、
「多神教は、唯一神と、自然に宿る精霊や先祖の御霊なども、同じように神様として尊重している」のです。

国や時代、風土や民族性によって向き不向きはあるモノの、根底は同じです。 
呼び方や、やり方が違うだけで、同じものを観ています。
そして、その先にある「すべての人を幸福にする」という目的では、同じです。

四次元のレベルで物事を観ると、相手の言わんとすることを、見抜けるようになります。

僕は、なるべく五次元のレベルで物事を観たいと思っています。
五次元は、「一切伝の世界」です。
一切伝の世界では、すべてのモノがつながっています。
あなたは私、私はあなた。
あなたの日常の行いと、地球の裏側で起きている戦争には、結びつきがあるという考え方です。

次回は、五次元世界のお話をさせていただきます。





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