この世を支配する3つの法則⑦「矛盾の理由」

世の中には、矛盾が溢れています。
言い換えれば、矛盾と対立によって成り立っているものが「社会」です。

例えば、一人を殺せば犯罪者ですが、100万人を殺せば英雄になります。
少しでもお金を盗めば逮捕されますが、税金を無駄遣いしたり不正に受給する輩がいます。
子どもに、「嘘をついてはいけない」と言いながらも、大人の社会には嘘が多くあります。

社会主義と資本主義の対立。
平和を解いているはずの、宗教によって起こる戦争。

社会だけでなく、科学においても矛盾は存在します。
宇宙を丸ごと計算しようとする相対性理論と、極微(究極のミクロ)の世界を計算する量子論では、一つ一つでは成立しても、併せると矛盾が生まれます。

どんな分野でも、視野を広げれば広げるほど、矛盾は生まれてきます。
日常の生活でも同じです。
その場ではつじつまが合っても、大きな目で見ると矛盾になることが多くあります。

そんな時、次元を高めて観察してみましょう。
矛盾をひも解くことができます。
きっと、相対性理論と量子論も、次元を高めて見直せば、まとめることができるはずです。

次元を高めてみていくと、すべての存在が「イコール」になっていきます。
そして、本質を読み解いていくことができます。
すると、簡単に答えがわかるようになります。
良いも悪いも、正義も悪も、存在しないことに気付きます。

政治や経済や宗教も、科学や日常の生活も、
次元を高めることで穏やかに落ち着き始めます。

次回は、次元の向上と矛盾の解消についてです。











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