漢字の感じ「自らはどこにいる？」

こんばんは。
漢字の感じの時間です。
僕は以前、先生をしていた経験もあってか、意味や原因を探るのが好きです。
そして、それを人に教えるのが好きです。
こうして、漢字の秘密を紐解くことは、ものごとの真理を見極めるようで、とてもワクワクしています。

さて、「自ら」という感じのお話です。
あなたの自らは、どこにいると思いますか？
体は「からだま」といって、入れ物にすぎません。

自らというあなたの本体は、目と目の間、眉間にいます。
だから、目にチョンと付けて、「自ら」です。

同じような字が、「吾」です。
目、鼻、耳、口に続く、五つ目の口に「吾」がいます。
それが、目と目の間のことです。

古くからここには、第三の目が存在すると言われています。
その第三の目こそが、「自ら」「吾」の正体です。

第三の目で、ものごとを見ていくと、本質が良く見えてきます。
本質が見えることを、「吾」と「心」が結びつきます。
これを「悟り」と言います。

人生は、一瞬の幻です。
第三の目でそれを見れば、さらに短くなります。
振り返れば、永遠になります。

そんなことを、日本シリーズの結果に一喜一憂しながら偲ぶ秋の夜です。









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