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健康について⑫「言葉」

健康について⑫「言葉」
清少納言は、「夏は夜」と言いました。
僕は夏の朝が大好きです。
露草が朝焼けに込める香りが、胸の奥をくすぐります。
朝のランニングでは、僕は毎回テーマを持って走ります。
走っている間は、誰にも邪魔されずに自分との問い合わせができる有意義な時間です。
さあ、今日はどんな気付きがあるだろうか。
って、ワクワクする時間です。

いつからだろうか。
日本人の言葉に重みが無くなったのは。
以前、韓国旅行へ行った際の男性の客席乗務員と話したいた時のこと。
サービスの御礼に僕が日本の小物をプレゼントした際。
「胸に刻みます」と彼が言った言葉は、1,000の「ありがとう」の言葉より重かったように思います。
刻むということは、垂れ流さないことです。
その言葉に責任を持ち、相手の心をも背負おうとすることです。

1回の「ありがとう」が、1,000回の「ありがとう」よりも意味があることがあります。
1回の「祈り」が、1,000回の「祈り」よりも重いことがあります。

心を込めた一日が、マンネリの1,000日よりも人を成長させるように、一瞬を大切にしたい。
それは、どんな感情の中にも美しさがあるということを、気付くことができる感性を持つことです。

そのスクリーニングの向こうに、すべてが侘びとと感謝に昇華していくように思います。

さあ、今日も新しい一日を。
最善最良をお祈りしています。