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健康について⑪「ミュンヒハウゼン症候群」

健康について⑪「ミュンヒハウゼン症候群」
最近、PM9時に寝て、朝の1時に目が覚める生活をしている小澤頼仁です。
朝早く目が覚めると、1日の動きにゆとりが生まれます。
ゆとりが生まれると、考えの幅が生まれ、色々なものごとを許せるような気がしてきます。

さて、「ミュンヒハウゼン症候群」という言葉をご存知でしょうか?
それは、自分で病気を作るという、精神的なユガミを持っている方々のことです。
誰もが、健康でいたい、若く元気でいたいと思っているはずです。
しかし、じつは、病気には様々なメリットがあります。
誰かに心配してもらえる、楽ができる、人のせいにできる…
そのメリットから、ミュンヒハウゼン症候群は生まれます。

大きく言えば、2つのことが起きます。
1つ目は、今の病気を長引かせようとする。
2つ目は、今の病気が治っても病気でいるふりをする。

この2つによって、いつまでも誰かから心配されたり、楽をしたり、悪いことを人のせいにしたりできます。
さらに怖いことは「代理ミュンヒハウゼン症候群」です。

これは、自分ではなく、自分の子供や配偶者や両親を、病気にさせることで心の安定を作る病です。
例えば、子供が病気やアトピーでいると、母親としては子供への看病を献身的にする素的なお母さんと思われます。
それが、いつからか蜜の味になります。
すると、子供がいざ治りそうになると、また病気を作るためにあえて悪い食生活や、いじめをすることで病気を復活させます。

有名なところでは、子供へ汚水を点滴して殺してしまった母親の話があります。
その母親は、看病をすることでまわりからの同情の声が嬉しかったようです。
子供の病気が治ることは、失うことへの恐怖でした。
この事件は、全国的なニュースにもなったほどです。

ミュンヒハウゼン症候群も、代理ミュンヒハウゼン症候群も、原因は同じです。
子供の頃に愛されなかった記憶が、愛されないことへの恐怖心から生み出します。
病気になることで、愛されると思い違いをするのです。

人間は、いつだって生まれ変わることができます。
それは、人を愛するということによってです。
愛することは、愛されることよりも何倍も心を満たす行為です。
それは、無条件で無償のモノです。
その時に、本当の意味で心が満たされます。

メリットや損得を抜きにした時に初めて、生まれてくるものがあります。
本当の病気は、体ではありません。
誰もが少しずつ、心のメッセージをいつも伝えたいのかもしれません。


メッセージを伝えあうことが、人が生きるということです。
何かありましたら、良かったら言ってやってください。