ゆうき

「遊とは神の出行である」
字源をたどると、遊ぶという字は、神様が動く様を意味しているようです。

「あるがままに、我がままに。」
浮船先生が良く言われる言葉です。

お知り合いで、体調を崩している方に、先生がアドバイスをしました。
「ゆうきを持つと良いですよ。

ここで言う「ゆうき」とは、「遊気」のことです。

遊ぶ気持ちです。

遊びは、テーマパークに行ったり、イベントを打ち上げることではありません。
それらはただの、「たわむれ」です。
遊びとは、本来は高貴な意味合いがあります。
それは、人と共に、自らを喜ばせる、という意味です。

「ごめんあそばせ」
「お召し上がりあそばせ」
という話し方が存在しているのは、そこから来るようです。

モノゴトへ、遊ぶ気持ちを。
仕事へ、遊ぶ気持ちを。
人間付き合いへ、遊ぶ気持ちを。
生きることに、遊ぶ気持ちを。
苦労に対し、遊ぶ気持ちを。
悲しみに対して、遊ぶ気持ちを。

例えば、仕事に対して遊ぶ気持ちを育てるには
「このお仕事を通して、あの人は喜んでくれると嬉しいな♪」
と、その先の喜びの顔をイメージすることです。

遊ぶことで、喜びは伝染します。
喜びは、どんな病気をも癒す力を持っています。
人は本来、人を想う生き物です。
だとすれば、僕らがすることは一つ、人生をかけて遊ぶということです。

PS
また失敗しちゃったね。
って。
誰よりも真剣に取り組み、遊んでいる。
あなたの歩いた後に、花が咲いています。