『北村正輝さん』正義の味方のつくり方⑥~いつか、4歳の晴斗くんに話したいこと~
「美沙、将来お父さんと結婚したいの。」
小学校4年生の娘が言いました。
「美沙、ゴメンね。お父さんは、お母さんと結婚しているから美沙とは結婚できないんだ。」
「だったらもしも、美沙とお母さんが同じ歳で、同じ時期にお父さんと出逢っていたら、お父さんは美沙と結婚してくれたの?」
「美沙、ゴメンね。お父さんは、それでもお母さんを選んでいたよ。それは、相手が美沙だからとか、誰かと比べてどうだとか関係なく、お父さんは必ずお母さんを選んでいたんだ。」
「じゃあもし、生まれ変わって、その時にお父さんに出逢ったら、お父さんは美沙と結婚してくれるの?」
「美沙、ゴメンね。お父さんはきっと、またお母さんと出逢うと想うんだ。そしてまた、お母さんを選ぶと想う。
でもね、安心してね、美沙。
美沙にも必ず、この人しかいない!っていう相手にめぐり合うんだよ。
美沙がお父さんを好きでいてくれているのは、本当に嬉しいことなんだよ。世界で2番目に大切な人だから。
そして美沙は、美沙のことを世界で一番大切に想ってくれる人に必ずめぐり合う。
美沙、大好きだよ。」
これは、僕のサラリーマン時代の先輩「北村さん」が、娘に話していた実話です。
北村さんはいつも、子供たちに話していました。
「優しさよりも強いものはない。」
「地位や名誉やお金以上に、仲間は大切だよ。」
「たとえ、世界中のすべてを敵にまわしても、たった一人の仲間がいれば人は強くいられるんだ。」
「確かに、自分の子どもは大切だけど、他人の子どもだって同じくらいに大切だ。そこに、あまり差を作ってはいけないんだ。」
「たった一度でも、飯を一緒に食ったり、腹を割って話したなら、家族みたいなものだろ。
だったら、そういう人は、大切にして当たり前だ。」
「誰だって、孤独を抱えているんだ。でもだからこそ、お互いを分かり合えるんだ。」
「人の心は見えないし、誰にもわからない。
だからこそ、思いやったり、優しい気持ちを相手に伝えようとづるんだ。」
こんなことを、僕らはよく話していました。
北村さんは、15歳の時には「広島一のワル」と言われ、高校も3日で中退しています。
でも、彼の話はどんな偉い学者さんの話や哲学書よりも矛盾がないんです。
それはきっと、自分自身と真剣に向き合い続けてきたからです。
孤独の中で、自分との会話を続けてきたからこそ、「自分の答え」をもっているのです。
北村さんは、正義の味方です。
北村さんの奥さんも「私は世界でこの人を1番尊敬しています」といつも言います。
最も身近にいる人にそう想われる、男の中の男です。
小さな会社でささやかな暮らしをしているだけですが、彼以上に豊かな生き方を見たことがありません。
世界の成功者は、こういう所にいるんですね。
僕も、そんな男になりたいと想います。
PS
いつか大人になる君へ。
いつかそんな出逢いをするのでしょうね。
小学校4年生の娘が言いました。
「美沙、ゴメンね。お父さんは、お母さんと結婚しているから美沙とは結婚できないんだ。」
「だったらもしも、美沙とお母さんが同じ歳で、同じ時期にお父さんと出逢っていたら、お父さんは美沙と結婚してくれたの?」
「美沙、ゴメンね。お父さんは、それでもお母さんを選んでいたよ。それは、相手が美沙だからとか、誰かと比べてどうだとか関係なく、お父さんは必ずお母さんを選んでいたんだ。」
「じゃあもし、生まれ変わって、その時にお父さんに出逢ったら、お父さんは美沙と結婚してくれるの?」
「美沙、ゴメンね。お父さんはきっと、またお母さんと出逢うと想うんだ。そしてまた、お母さんを選ぶと想う。
でもね、安心してね、美沙。
美沙にも必ず、この人しかいない!っていう相手にめぐり合うんだよ。
美沙がお父さんを好きでいてくれているのは、本当に嬉しいことなんだよ。世界で2番目に大切な人だから。
そして美沙は、美沙のことを世界で一番大切に想ってくれる人に必ずめぐり合う。
美沙、大好きだよ。」
これは、僕のサラリーマン時代の先輩「北村さん」が、娘に話していた実話です。
北村さんはいつも、子供たちに話していました。
「優しさよりも強いものはない。」
「地位や名誉やお金以上に、仲間は大切だよ。」
「たとえ、世界中のすべてを敵にまわしても、たった一人の仲間がいれば人は強くいられるんだ。」
「確かに、自分の子どもは大切だけど、他人の子どもだって同じくらいに大切だ。そこに、あまり差を作ってはいけないんだ。」
「たった一度でも、飯を一緒に食ったり、腹を割って話したなら、家族みたいなものだろ。
だったら、そういう人は、大切にして当たり前だ。」
「誰だって、孤独を抱えているんだ。でもだからこそ、お互いを分かり合えるんだ。」
「人の心は見えないし、誰にもわからない。
だからこそ、思いやったり、優しい気持ちを相手に伝えようとづるんだ。」
こんなことを、僕らはよく話していました。
北村さんは、15歳の時には「広島一のワル」と言われ、高校も3日で中退しています。
でも、彼の話はどんな偉い学者さんの話や哲学書よりも矛盾がないんです。
それはきっと、自分自身と真剣に向き合い続けてきたからです。
孤独の中で、自分との会話を続けてきたからこそ、「自分の答え」をもっているのです。
北村さんは、正義の味方です。
北村さんの奥さんも「私は世界でこの人を1番尊敬しています」といつも言います。
最も身近にいる人にそう想われる、男の中の男です。
小さな会社でささやかな暮らしをしているだけですが、彼以上に豊かな生き方を見たことがありません。
世界の成功者は、こういう所にいるんですね。
僕も、そんな男になりたいと想います。
PS
いつか大人になる君へ。
いつかそんな出逢いをするのでしょうね。