海と人と

僕は、海の見える町で生まれ育ちました。
幼い頃から、夕焼け時の海岸線に胸を焦がしたものです。
学生時代、つらいことがあると海に行って心を落ち着かせました。
サラリーマン時代、毎朝海まで走って、
気分をリフレッシュしてから出社をしたものです。

波が、心と身体を癒してくれていることを体感的にわかっていました。
海という漢字には、「母」がいます。
海という言葉の語源は、「生み」です。
私たちのお母さんのそのまたお母さん、一番始まりのお母さん、
つまり、地球で誕生した最初の生命体は海から生まれました。
人は、地球の成分から造られていますので、
人体と地球は共鳴しています。

波は、1秒間に18回さざなむそうです。
人の呼吸は、1秒間に約18回だそうです。
人間の体には、熱い血が流れ、熱エネルギーが生まれます。
人の体温(平熱)は、およそ36℃です。
人の体内に流れる海-。
それが、血液です。
血液を計る「脈拍」は、一秒間に72回前後です。
血圧は、下が72、上が144、これが大幅にみる正常範囲だそうです。

万物は、同じ周波数のもの同士、共鳴する習性があります。
周波数の倍数同士でも、それは共鳴します。

波と人は、共鳴しているのです。
だからこそ、人は海のそばにいるだけで癒されるのです。
心と身体のバランスが自然と整うのでしょう。


ＰＳ．
海の広さは、どこまで行っても続く様に
あなたの心の広さには限りが無い。

だから、出逢いも別れも、
終わる事が無い。