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春の手紙

春の手紙
【春の手紙】
作詞:大貫妙子

冬空に架かるRainbow
風は運んでくる
あなたとつないだ手の 甘いぬくもり
ただそばにいるだけで
幸せだったのに
「好きだ」とは最後まで 口にしなかった

時が過ぎても、本当のことを
知りたいと思うときがあるの

傷ついてても 迷っていても
あなたは誰よりも素敵だった

めぐる季節を私は見てる
そぞれの想い出ぬぎ捨て‥そして
春へと贈る手紙は今も
ピリオドを打てずにいるから
あなたと生きてる


最近、「春の手紙」だけを聴いています。
事務所でも、ランニングや移動中のアイポッドでも、今の僕のテーマ曲です。

高校生のとき、「家栽の人」というドラマの主題歌でした。
鶴太郎演じる桑田判事は、花を育てるのがとても好きな人でした。
・花はちゃんと咲くべき時に自分の力で咲きます
・無理やり咲かせようとしても、花は咲きません
・人間のできることは、花が咲くための手助けでしかないんです
・のんびりと気長に咲くのを待ってあげることです
彼の言葉に、17歳の僕はいつも勇気をもらっていました。

歌詞の中にある、
「傷ついていても、迷っていても、あなたは誰よりも素敵」
という部分、心がほわっとします。
目に見える所だけでなく、その人の奥深くを見ているのでしょうね。
そんな一言を受け取ったら、人はいくらでも強くなれます。

信じられることで、強くなれる生き物、それが人間です。
信じることで、優しくなれる生き物、それが人です。

ヒロインは、歌詞の最後で“あなた”に伝えます。
「春へと贈る手紙は今も、ピリオドを打てずにいるから。
あなたと生きてる」

ヒロインは、冬を終われないでいるようです。
本当はその冬の中に既に、春のぬくもりがあるのです。

春は、3月と5月に挟まれた季節のことではありません。
大切な人がいて、
伝えたい想いを秘めている季節のことなのかもしれません。


PS.
どこかに、時を越える郵便屋さんはいませんか?

あの日に届け。