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天の川②☆

天の川②☆
昔、ある夫婦が浜辺でつつましく暮らしていました。二人は若く、互いに愛し合い、その時間が永遠に続くかのように想っていました。
嵐の夜、風が運んできた病に侵され、妻は突然亡くなってしまいました。夫は妻の亡き骸を灰にして、星降る夜に海に流しました。
それから夫は、星空を眺めて毎晩妻を想いました。来る夜も来る夜も・・妻を想って涙を流して過ごしました。
夫はある晩、白い大きな貝殻を広い、妻への手紙を書いて空に向かって投げました。「いつも君を想っている。僕が生きる最後の日まで。例えば千年でも。」
すると空から流れ星が夫のもとに届き、見てみると妻からの手紙が書いてありました。「私は星になったの。だからいつもあなたを見つめている。心配しないで。」
夫は次の夜もそのまた次の夜も貝殻の手紙を空に投げました。妻からの流れ星は毎晩届きました。その星と貝の文通は千年続きました。
いつしか夫が投げた貝殻は夜空を埋め尽くし、白い輝きが闇を照らす大河になっていました。それが「天の川」の始まりです。
天の川は、愛し合うもの達の言葉が星になった集まりです☆
大学生の頃、僕は絵本作家になりたいと想っていました。
これは、僕が二十歳の時に作った童話です☆
PS.
あなたの言葉が、いつも誰かを照らしています。
あなたの大切な想い出は、今もなお星を讃え輝いています☆
「Always Love Be」☆