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クリスマス

クリスマス
昨日23日のセミナーでは、久しぶりに「キリストの映画」を上映いたしました。
32歳で神との天啓を受け、34歳で処刑される。
わずか2年半の年月の中で、人々を救い癒やしたイエス。

その生涯は、波乱と謎に満ちあふれていて、事実、彼はたくさんの奇跡を起こし続けました。
人々の病を治す奇跡。
嵐を鎮める奇跡。
わずかなパンと魚で5千人の空腹を満たした奇跡。
彼はいつも、奇跡を通して人々の心を救うことを心がけていました。
奇跡を通して、神の素晴らしさを知り、一人一人の魂が向上することを願っていたのです。
しかしいつしか、彼は奇跡を起こすことを止めます。
なぜなら、人々はイエスが伝えたいこととは全く別の、「その奇跡を利用して自分が利益を上げたい」と望むようになったからです。
結局、弟子に裏切られ、彼はユダヤ人、そしてローマ帝国に捕らえられて処刑されます。

彼は、最後の処刑台でずっとこんなことを考え続けていました。
「全ての人々の罪が、赦されますように。
全ての人々の迷いが、導かれますように。」
ただただそれを願っていたため、痛みも苦しみも悲しみも、感じること無く最期を迎えました。

もし、イエスの誕生日を祝うことがクリスマス名のならば、イエスの想いを少しでも考え観て、
「人類の罪が赦され、人類の迷いが導かれる」ことを願う一日であって欲しいと、願います。
そして子供たちには、善いことをすればサンタさんが来てくれる、どんなことも神様は観ているんだ、と、死人を学べる一日であって欲しいと願います。