許しと赦し

許すと言うことは、相手と相手のその行為を認めるということです。
「許可」と同じように、それを認めるというものが許しです。

赦しと言うことは、その人から受けた傷と罪そのものに、こちらから頭を下げるということです。
相手をゆるすのではなく、自らがゆるしていただくために頭を下げることができることが、赦すということです。
僕は、赦すことは、いくらでもできます。
だって、そもそも自らは傷ついていないからです。
だから、罪というものも、存在していません。

でも僕は、許すことは、苦手なんです。
なぜなら、世の中には、このままでは世の中に良くないことが蔓延している。
人間だけでなく、たくさんの命が奪われている。
環境破壊、一人一人の言動…。
それは、許してはいけないんですよ。
それを許してしまえば、いつかユルユルと世の中は悪くなるでしょう？
許さないことは辛いことだけど、しなければ。
赦すことは辛いことだけど、それは簡単さ。

「その人がいくら間違っていても、赦せる。
でも、その人が他者を否定する行為には、許せない。」

この言葉の意味は、いつかいずれ全ての人に理解してもらえる。
自分にとって辛いことは、全て赦そう。
世の中にとって良くないことは、許さないほうが良いかもさ。
まあ、取りあえずは、それくらいの感じでね。
おやすみなさい。






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