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ネアンデルタール

ネアンデルタール
今から40万年前、ヨーロッパで勢力をはびこっていた「ネアンダルタール人」。
同じような時期に、アフリカ大陸で私たちの祖先である「ホモサピエンス」は生まれました。
たった1人のアフリカ黒人女性、「ルーシー」が最初の現生人類であり、そこから広がり少しずつ増えていく現生人類が世界へと広がっていったと言われています。

ネアンダルタール人は、獲物を捕らえるために目は大きく、ヨーロッパの寒さに順応するため肌は白く、巨大な獲物と対峙するために頑強な肉体を持っていました。
ホモサピエンスとネアンダルタール人とは、現在のイスラエル当たりで衝突し、抗争を繰り返していたようです。
そして、4万年前にネアンデルタール人は滅びました。

これまでネアンデルタール人とサピエンスは、亜種であって交配できない種族であり、単なる敵対関係で終わったという説が有力でした。
しかし、最近のDNA解析技術により、ヨーロッパ人とアジア人のDNAの約2%にネアンデルタール人のものが混ざっていることがわかってきました。
アフリカ黒人には、ゼロです。
これこそが、黒人と白人、黄色人種らの肌の色や髪の質が違っていることの理由です。
そして、我々現生人類は、ネアンデルタール人との交配によって、ユーラシア大陸にあった伝染病ウィルスへの免疫力を獲得したと言われています。

これって、スゴいことではありませんか?
何がスゴいって、1人のネアンデルタール人と1人のサピエンスが、恋に落ちていたということです。
国籍を超えるとか民族を超えるとか、人種を越えるとかを遙かに超えて、“種族を超えた恋”をしていたのです。
イメージしてみましょう。
2人は愛し合い、そして生まれた子供を愛し育んだ。
その子供は、現生人類の仲間達に受け入れられ、自然と誰かと結婚してDNAを後世に受け継いでいった。

そして今、私たちが生きている。

この世に、正しいことなんて、人間が決めることはできません。
時には間違っていると思われることをしても、後々にはそれによって救われることもある。
1人のネアンデルタール人と1人のサピエンスとの、禁断の恋。
それが今の、私たちアジア人のルーツです。

“有り難い。”











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