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西へ向かった猫と少年の話

西へ向かった猫と少年の話
小学校六年生の時、男の子は、旅に出ないと大人になれないと思いました。
肉体や年齢は重ねて大きくなっても、それは大人ではないのだと。
旅に出る英雄体験が、大きい人の心を育てるのだと。
そして旅に出るには、二つの条件があるのだと思いました。
一つは、自分と向き合うこと。
もう一つは、景色に寄り添うこと。
そうすれば、すべての瞬間に意味が生まれるのだと。
どんな風景の中にいても、心が震えることができるのだと。
それは、少年のまま大人になろうとした僕なりの、人生を旅に見立てた哲学でした。

その頃から今でも、僕が大好きな「旅の歌」をご紹介させていただきますね。
これは、未来から来た青い猫が、ポッケから色んな道具を出して、暮らしを豊かにするというお話です。
いつも黄色いシャツを着ている少年と一緒に、机の引き出しの中のマシンに乗って西へ向かうという映画の主題歌です。

『のび太のパラレル西遊記』(「東映」1989年)
僕のひとみが遠い町の、夕焼け観たいというのです。
僕の唇が知らない人と、話がしたいというのです。
僕の足が流れる雲を、追いかけたいというのです。
だから旅に出た。
だから旅に出た。
明日という名の、町を目指して。
Go to the west.
君がいるなら、寂しくない。

私の靴が地図にない道、歩いてみたいというのです。
私の指がきれいな花を、摘んでみたいというのです。
私の心が遥かな国の、唄聴きたいというのです。
だから旅に出た。
だから旅に出た。
明日という名の、町を目指して。
Go to the west.
君がいるなら、寂しくない。


グッドラック☆
ぎゅっとラック☆










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