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曼珠沙華

曼珠沙華
沈む夕陽のオレンジに 群れをなす渡り鳥
はるか遠くのあの空は あなたにも見えていますか
駅からの帰り 道の傍には曼珠沙華
あなたのようでした あなたの笑顔のようでした

秋が深まると想い出す あなたと歩いた公園
赤く微笑む曼珠沙華 二人を祝福してくれた
ラジオに流れる相撲中継 あなたは好きでしたね
若乃花は勝ちましたよ 大相撲でしたよ

この詩は、高校時代の友人が授業中に書いていたものです。
きっと、亡くなった好きな人を想い出す、一人の女性の心。
70年代のフォークソングのような感じですね。

今朝、ランニングをしていたら道端に曼珠沙華。
赤く微笑むその花を見ていたら22年前を想い出しました。
汗を流すこと、感性を磨くこと。
そんなことばかりに、情熱を注いでいました。
今は、学生服がスーツになって、自転車が自動車や新幹線になっただけのこと。
結局、人はあんまり変わらないんですよね。
言い換えれば、どんなに幼くても、もう大人と同じようにいろんなことを考えているということです。

皆、大人で子供…。
子供で大人…。








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