EARTH REVIVAL 地球再生アイテムをお届け!

心のかほり

心のかほり
春の匂いは、咲き誇る花の香り。
初夏の匂いは、生い茂る草の香り。
秋の匂いは、芳醇な実りの香り。
冬の匂いは、凛とした土と空気の香り。
どの季節も、豊かな命がそこに宿っていて、美しい景色が広がります。

花に香りがあるのなら、種にも香りが有るのだろうと、小学生の頃に朝顔の種を剥いてみました。
すると、かすかな樹液のような匂いがするだけ。
あの花の甘い香りはありません。
ふと、心も同じだなって、その時に想いました。
花の香りは、花粉を蒔くために、生き物たちと共存するもの。
人の言葉や表情は、まるで花のよう。
そうそう、「言葉」の語源も、言の花です。
美しく、共に調和をはかるもの。
その言葉の奥には、その人だけの、心の香りがあります。
それは、無言でも、言葉多きでも、同じように伝わります。
だとしたら、やわらかい香りでいたい。

そして、ほのかな香りを感じられる人でいたいものですね。