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知多にも雪が降りました

知多にも雪が降りました
最近、そう言えばっていう感じで思い出したのですが、僕は青年の頃は、絵本作家になりたかったんです。
季節や花や星を題材にして、自然の美しさをお話したいと思っていました。
今朝は雪を見て、久しぶりに絵の無い絵本を書きたくなりました。

「雲の休憩」
この世には昔、果てしなく広がる大地と、暗闇だけが存在していました。
その頃は大地に色は無く、ただただ闇が続いているだけでした。
その殺風景な景色を寂しく思い、神さまは彩りを豊かに染めていこうと考えました。
まずは、赤色です。
神さまは自らの血を固めて、太陽をお作りになりました。
次に青色です。
太陽が生まれると次は、神様は自らの涙を集めて海を生みました。
次に、朝陽の黄色が海に混ざり、緑色が生まれました。
緑は海から生えてきて、こうして植物が生まれました。
こうして、3つの色が生まれました。
そして、海の色を気に入った神様は、空一面を海と同じ色にしました。
太陽と植物の色を混ぜ合わせて、大地を茶色に染めました。
赤と青と緑と黄色と茶色を混ぜ合わせて、肌色をつくりました。
これが、人間の始まりです。
どの色が濃いのかで、様々な種類の肌の色になりました。

いつしか、太陽の陽射しの強さに疲れた人間のために、神様は自らの片目を粉にして散りばめて、白い雲をつくりました。
雲は、太陽の日傘の役目をする、神様の目でした。
こうして、世界は彩り豊かに美しく、そして平和が保たれていました。
太陽は朝になれば上がり、夜には休憩をしています。
雲には、休憩がありませんでした。
この空にない時も、どこかの空を包んでいます。
そこで、冬の間の陽射しの弱い季節に、雲の休憩を許しました。
その季節だけは、雲は地上に降りて、大地と会話を楽しみます。
そして時が経てば、また海を経て雲の仕事に戻ります。

私たちは、雲にも海にも、助けられている生き物です。
たまには、自然の中で生きている命たちにも、休憩をしていただきましょう。














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