自分に出逢う旅

自分を取り戻すために、今は以前のような生活を心がけています。
朝陽が昇る頃に起きて、陽射しを浴びて走る。
少し体を鍛えて、肉体との会話をする。
「自分を見つめ続けること」、それが僕のベースラインでした。
すると、自分の声が聞こえます。
湧き出てくる泉のように、言葉が溢れてきます。
昔はよく、それを店長日記に書いていました。
日記を書けていない時期と言うのは、自分との会話を怠っている時期と言うことだなって、今気付いた感じです。

忙しい日々に追われていると、睡眠も食事もおろそかになります。
疲れを引きずりながら、新しい一日が始まる。
鏡に映る自分を見ると、目の前のその人に同情してしまうほどです。

今からまた、秋が始まります。
涼しくなってきたら、19歳の頃のように、一人旅に出ようかと思っています。
あの頃は、時間と自分以外、何も持っていませんでした。
時間と自分だけがあったから、徹底的に時間をかけて自分と向き合っていました。
一瞬が永遠に感じる奇跡を、そんな贅沢を、嫌と言うほど味わっていました。
たった一日でも、何かが変わるはずです。
一人での旅は、新しい自分自身に出逢う旅です。

PS
おにぎりは、昆布か明太子で。
一杯の珈琲を持って行けば、荷物はもう十分です。








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