伝えると伝わる

シャイの美学。
そんなことを、少年の頃から気に入っていました。
って言いますか、今も少年かも知れませんが、少年の条件はシャイであることです。
伝えることがなかなかできない、だから良いんです。
だから、心を察しようとします。
この人は、こう考えているのかな？
寂しい思いをしていないかな？
傷ついていないかな？
本当は、顔に出さない哀しみがあるんじゃないのかな？

僕の特技は、リーディング。
それは、特別な能力ではなくて、シャイだから、相手の気持ちを察したくなるから、身に付いたものです。

僕は、人に聞かれたことには答えます。
その場で必要なことには、言葉が出ます。

でも、自分から人に訪ねたり、自分の想いを人に伝えるのは下手くそです。
訪ねないし、伝えない。
それが故に、無言でも相手に伝わることがあります。
その時に伝わることが、本当は一番伝えたかったことだったりします。

伝えようとしない人ほど、伝わる何かがあります。
それを大事にできる人に、僕は憧れたりします。

Ps.
久しぶりのPs。
あなたが無言の時ほど、胸がしまる。
あなたの言葉も、あなたの無言も、大事なメッセージ。




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