迷う世

人の世はいつも、迷いが蠢いています。
するべきことを見失い、せずべきことを渾心と思い込む。
金欲も飽欲も愛欲も、ポケットに入れて持って行くことはできない。
それでも人は、欲しがってしまう。
それが、「人」だからです。

すればするほど苦しくなるのは、得れば得るほどに失っているからです。
求めなくても満たされてくるのは、与えれば与えるほど豊かさが注ぎ込まれてくるからです。

「叩けよ、さらば開かれん。」
その扉を開いた時、本来の人としての生き方が始まるといわれています。
心の声と、魂の声を、開くことはさぞ面白いです。
信じられないほど幸せを体感して生きているあなたは、そのように生きているからです。









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