チェ・ゲバラのTシャツ
東京への出張の日、決まって行くお店があります。
思い出横丁の奥にある、小さなショップは、吉田さんという37歳の少年が切り盛りしている服屋さんです。
Tシャツやジャケットなど、少年が好きそうなものが並んであります。
大手売り場では味わえない、やり取りという楽しみがここにはあります。
「この3,900円のシャツ、半額になりますかね?」
「まあ、今日は平日でお客さんも少ないから、サービスしますよ。」
「でしたら、2枚買うから3,000円くらいになりませんか?」
「う~~ん、じゃあ、特別にそれで手を打ちましょう。」
「ありがとうございます。あ、これも良いですね。では、3枚で3,000円でお願いします」
こんな感じです。
僕は今、ここでお気に入りのシャツがあります。
チェ・ゲバラのプリントシャツです。
「この人、小澤さんと同じ眼をしていますね。」
先日、友人からそう言われました。
最近、朝は毎日これを着て走っています。
吉田さんは、ゲバラが好きで、好きだからこそ伝えたくて、半分は趣味で販売のお仕事をしています。
吉田さんが言います。
「ゲバラを愛する人は、世界中にいます。
その中でも、僕が偉大だと思う人が2人います。
一人は、ジョンレノン。彼は、ギター一本で革命を起こそうとしました。
もう一人は、マイクタイソン。彼は、拳ひとつで世界を変えようとしました。
今日からは、3人目がいます。
小澤さん。あなたは、シャンプー一本で世界を変える人です。」
ゲバラが、キューバを去る時に、子どもに宛てた最後の手紙があります。
『世界のどこかで
誰かが不正な目にあっているとき
それを感じることが出来るようになりなさい。
それが革命家のもっともすばらしい資質だ。』
いつか出逢う僕の子どもへ、何か伝える時が来たら、同じように言いたいものです。
誰かの哀しみを、感じることができる人でいますようにと。
革命家とは、何かを変える人ではありません。
誰かの笑顔を守るために、立ち向かうことができる人です。
本当は、誰もが革命家なんです。
八百屋さんは、野菜を売りながら人の心に明かりを灯します。
サラリーマンは、毎朝ネクタイをして会社に向かい、誰かの笑顔を育んでいます。
主婦の方は、お料理をしながら、家族の勇気を養っています。
PS
調子に乗って買っていたら、20枚くらいになってきました。
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思い出横丁の奥にある、小さなショップは、吉田さんという37歳の少年が切り盛りしている服屋さんです。
Tシャツやジャケットなど、少年が好きそうなものが並んであります。
大手売り場では味わえない、やり取りという楽しみがここにはあります。
「この3,900円のシャツ、半額になりますかね?」
「まあ、今日は平日でお客さんも少ないから、サービスしますよ。」
「でしたら、2枚買うから3,000円くらいになりませんか?」
「う~~ん、じゃあ、特別にそれで手を打ちましょう。」
「ありがとうございます。あ、これも良いですね。では、3枚で3,000円でお願いします」
こんな感じです。
僕は今、ここでお気に入りのシャツがあります。
チェ・ゲバラのプリントシャツです。
「この人、小澤さんと同じ眼をしていますね。」
先日、友人からそう言われました。
最近、朝は毎日これを着て走っています。
吉田さんは、ゲバラが好きで、好きだからこそ伝えたくて、半分は趣味で販売のお仕事をしています。
吉田さんが言います。
「ゲバラを愛する人は、世界中にいます。
その中でも、僕が偉大だと思う人が2人います。
一人は、ジョンレノン。彼は、ギター一本で革命を起こそうとしました。
もう一人は、マイクタイソン。彼は、拳ひとつで世界を変えようとしました。
今日からは、3人目がいます。
小澤さん。あなたは、シャンプー一本で世界を変える人です。」
ゲバラが、キューバを去る時に、子どもに宛てた最後の手紙があります。
『世界のどこかで
誰かが不正な目にあっているとき
それを感じることが出来るようになりなさい。
それが革命家のもっともすばらしい資質だ。』
いつか出逢う僕の子どもへ、何か伝える時が来たら、同じように言いたいものです。
誰かの哀しみを、感じることができる人でいますようにと。
革命家とは、何かを変える人ではありません。
誰かの笑顔を守るために、立ち向かうことができる人です。
本当は、誰もが革命家なんです。
八百屋さんは、野菜を売りながら人の心に明かりを灯します。
サラリーマンは、毎朝ネクタイをして会社に向かい、誰かの笑顔を育んでいます。
主婦の方は、お料理をしながら、家族の勇気を養っています。
PS
調子に乗って買っていたら、20枚くらいになってきました。
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