まどろみと覚醒の間

最近、閃きというのを感じます。

閃きはいつも、意識とは別の所からやってくるようです。

例えば、思考を研ぎ澄ましていくと、思考を飛び越えたところから来ます。
例えば、走りながら胸の内を見つめていると湧き出てきます。
例えば、移動中に景色を見ながらぼんやりと物思いにふけっていたりとか。

僕が最近、利用するのは眠っているときです。
まどろんでいる時に、うっすらと考え事をするのです。
すると、普段では浮かばないようなイメージやアイデアが湧いてきます。

論理も、言葉も、形も、物語さえも浮かんできます。
不思議なことに、目が覚める頃には忘れてしまいます。

だからこそ、起きてすぐにメモをする必要があります。

睡眠中は、もう一人の僕が覚醒しているのかもしれません。
彼は、僕以上に色々なことを知っていて、自由にモノゴトを見つめているのでしょう。
閃きや、真実からの答えを創りだせる気がします。

のび太君が天才だったのは、彼も眠りながら閃きや、真理の答えを探していたのかもしれませんね。


PS
それでも、夜は眠れない。
秋の夜長が楽しみです。

もう少し、眠ろう。
それもまた楽しみです。