目の前の3歳の勇者

今夜は、久しぶりに陽が落ちてから走りました。
暗い道を一人で走っていると、ただ内側を見つめることしかできません。
そこでは、自分との会話が始まります。
「うん、そうだよね。
ありがとうね。」
自分宛てに出した手紙が、少したってから届くかのように、
あの日あの時の自分自身の気持ちの意味が、今になって分かったりもします。

今朝は、3歳になる甥っ子と遊んでいました。
はるちゃんは、今日は少し可愛げにいました。
「生まれたての怖がりワンちゃんです。」
きっと、誰にでもある「甘えたい瞬間」ってやつです。
僕は、彼から色んなことを学んでいます。

3歳の冒険者たちは、いつも自分を見つめたり、人の心を読もうとしています。
僕は、あの頃よりも少し賢くなりました。
でも今、あの頃よりも強くなったのかどうかはわからなくなりました。

いつまでも、彼らのような勇者でありたいものですね。

これから色々なことがありますけれども、立ち向かっていきたいと想います。
何よりも…
目の前のことを愛してみたいと想います。