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掲示板

掲示板
久しぶりに、過去の掲示板をたどっていました。
不思議なもので、当時の言葉達をたどると、あの頃の暮らしが記憶にフラッシュバックしてきますね。
アインシュタインでさえもタイムマシンは創れないけど、ここに書き込みをしてくださる詩人の皆様の言葉は、のび太君の机の引き出しそのものです。

天才詩人、中原中也は、大切な一人のために詩を書いていたそうですね。
出し惜しみも、遠慮もしないでつづる言葉達は、「うったえる」という意味の、「歌」そのものです。

もしかしたら、人生そのものが掲示板のようなものかもしれません。
駅のコンコースで、待ち合わせの誰かを待っている。
いつ来るのかはわからない。
もしかしたら、出逢うことも出来ないかもしれない。
すれ違いの続く一瞬の中で、僕らは奇跡的に縁を紡いでいる。
誰かに届けたい、その一言を込めて、今日も掲示板に書きこむ人がいる。
掲示板に書き込むということは、今日一日を生きた証を記すこと。

誰かが今日、ネクタイをしてスーツをまとい会社にて、掲示板に書き込む。
誰かが今日、エプロンをしてフライパンを片手に料理を届け、掲示板に書き込む。
誰かが今日、ユニフォームを着てグランドに出て球を転がし、掲示板に書き込む。
すべての人が、それぞれの行いを通して掲示板に書き込む詩人かもしれない。

そうだ。
掲示板とは、「人の心」のことかもしれない。
人の心という掲示板に書き込むために、僕らは日々を暮らしている。
ささいな一言でも良い。
不器用なメッセージでも良い。
書き込むということは、その人が生きた証が残るということ。

あなたに書き込まれた掲示板を、いつか読ませてくださいね。
僕に書き込まれた掲示板を、いつか読んでみてください。

あなたが書き続けた掲示板を、いつか読ませてくださいね。
僕が書き続けた掲示板を、いつか読んでみてやってください。

おやすみなさい。
明日は、明るい日です。

PS
今夜の日記は、2006年の頃の僕が書いたような口調ですね^^;
久しぶりに、あの頃の掲示板を読んでいましたから。