夢

夢を見ました。
何度も途中で起きたので、そのたびに見た夢を覚えています。

1度目の夢では、教師の頃。
GTOを気取って、毎日を熱血に駆けていました。
数々のエピソードがある教師生活でしたけど、一度も気を抜いて授業をすることはありませんでした。
「ああ、あの頃は毎日を命がけで生きていたなあ」
想いました。

2度目の夢では、サラリーマン時代。
年間100回ほどの講演をしながら全国を回り、水と健康、電磁波と波動を語っていました。
さらに僕はあの頃、潜在能力開発セミナーのインストラクターとして、1000人近くのかたがたと接していました。
僕はそのセミナーで出逢ったすべての人のことを覚えています。
「ああ、あの頃は毎日自分を高めることに全力だったなあ」
想いました。

3度目の夢を見ました。
夢の中には、家族が全員いました。
父親、母親、兄、姉、姉の子供、そして僕。
父は、2年前にガンで亡くなっています。
皆、いっぱいの笑顔でした。
生前でも見たことが無いような父の笑顔に、そこにいるすべての人が癒されるようでした。
「とても素晴らしい人生だった」
と父が語り、僕はその一言に胸がいっぱいになりました。
最期の日まで、心やすらかに過ごし、相手を気遣えた父の姿。
それが、残された者への最後の教育でした。
人は死ぬ日まで、自分らしく、笑いながら旅立てる命です。
「ああ、僕はこの道で生きていこう」
想いました。

その一晩で社会人になってからの10年を振り返ったようでした。
朝起きると、寝る前までの自分とは違うようでした。

これからも宜しくお願いいたします。
今日も最善最良をお祈りしています。