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水のように生きる

水のように生きる
今から400年以上の昔、朝鮮に「ホジュン(許俊)」という医者がいました。
賤民という、いわゆる下層階級の子として生まれ、やがて朝鮮一の名医になっていくという、「伝説の医者」のドラマです。
様々な困難を乗り越え、朝鮮医書の王道となる『東医宝鑑』を完成させます。
このドラマは、人生訓をはじめ、心に残る名言がいくつもあります。
紹介させていただき、あなたの心を潤すことができたら幸いです。
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数々の人への愛を尽くし、ホジュンは77歳にて亡くなります。
最期まで、病人のもとで生きた彼は、医員として患者を看取りながら息を引き取りました。
多くの同士や民が涙を流し、彼の死を悲しみました‥
時はたち、彼のお墓を人知れずに尋ねる女性がいました。
かつて、共に「心医」への道のりを支えあってきた女性「イェジン」です。
イェジンは、ホジュンの成功を願い、一人身を引いて去っていった女性でした。
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「ねぇ、内医女さま。」
お付の女の子が、内医女になった年老いたイェジンに訊ねます。
「何だい?」

「どなたのお墓だったの?」
「私が一生、胸に想い尊敬している方よ。」

「何をされた方ですか?」
「医員さまよ‥
その方は、大地の中を流れる水のような方だった。

太陽の下で名を誇って生きるのは、さほど難しくない。
難しいのは、誰にも気づかれず乾いた人の心を潤すことよ。

あの方はそんな方だったわ。
心の底から病人を愛する心医だった。」

「内医女さま。ねぇ、内医女さま。」
「何だい?」

「その方は、内医女さまを愛していたんですか?」
「それは‥
私にもわからないわ。
私が死んで土に葬られ、流れる水となって出会ったら‐。
その時は‥
その時は必ず尋ねてみるわ‥」
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ホジュンは、病気だけでなく、人の心も救う「心医」でした。
救われたのは、患者だけではありません。
共に時間を過ごすものは皆、生き方を救われました。
優しい水で心が潤った者は、次には隣の人の心を潤おす者へと変わりました。
一滴の水はやがて、大河となり海となりました。
PS.
清らかな水のように生きている‥
あなたにはいつも頭が上がりません。