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おしえ

おしえ
「教育に身を置いて40年になる。
だが、未だに何が正しいことなのかはわからん。」
大澤先生は当時62歳、他校で校長先生まで勤めた後に、一数学教師として赴任してきました。
大澤先生と僕は“大澤小澤”というあだ名で、やっかい先生として職員室で有名でした。
「世間では彼らをワルというが、俺はそうは想わない。
彼らはただ、感受性が強いんだ。
そうすると、大人の汚い部分を見て拒絶反応を起こす。
それが“反抗”につながっているだけなんだ。」
大澤先生は、僕にとっての本当の先生でした。
「教育の答えはわからない・・。
でも一つだけいえることがある。
彼らに必ず伝わるもの‥。」
‐先生、それは一体なんですか?
「“愛”しかないだろ!
そりゃあ、“愛”に決まってるだろう。」
満面の笑顔で語る先生は、教育とはロマンチックなものだと僕に教えてくれました。
校庭で昼下がり、夏の風が心地よく。
僕らはよく、そんな気持ちの良い会話を枕に居眠りしていました。
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「おしえる」という言葉の語源は、「いとおしい」です。
つまり「愛する」ことが、教育の始まりでした。
おしえることは、お互いがとても気持ちがいいものです。
おしえとは愛そのものです。
人は、大切な人に大切なことを、おしえずにはいられない生き物です。
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無言でも伝わるものがあります。
おしえていないのに、知ることがあります。
それは人の心に、“愛”があるからです☆
PS.
出逢うということは、おしえあうということです。
おそわりました。
ごめんなさい。
ありがとうございます。