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初夢

初夢
1月2日の夜に見る夢を、「初夢」といいます。
「一富士、二鷹、三茄子。」
という縁起の良い夢の例えもございますが、皆様はどんな初夢をご覧になりましたか?

私はいつも、寝てる時も考え事をしています。
考え事といっても、日常のことというよりは、「天とのつながり。」についてのことがほとんどです。
今年の初夢は、とても大きな気付きをいただいた内容でした。
二つ、夢を見ました。
一つ目の夢は、私がどこかの会場で講義をしているものでした。
席には漁火会の名倉会長や、感動塾の重藤塾長など、100名くらいが御参加なさっていました。
そこで、自分がお話ししているのに、今まで聞いたこともない内容で、とても勉強になりました。
話している途中で目が覚めて、現実か夢かわからない状況の中で、それが夢であるということを確かめるためにほっぺたをつねってみました。
「痛い!」
目が覚めてからが現実で、先ほどまでが夢だと気づくことができたので、忘れないように覚えている限りのことをメモに取ることにしました。

その内容は、こんなことです。
ここからが大切なことですから、最後まで良かったらお付き合いくださいね。

「四苦八苦」という言葉がございます。
お釈迦様の言葉で、人が生きるということは大きな四つの苦しみと、生活に伴う四つの苦しみとがあるという意味の言葉です。
「四苦」とは、「生老病死」です。
生きること、老いること、病むこと、死すること、これらは「苦」であり、思い通りにならないこと、という内容です。

しかし、本当に釈迦が言いたかったことは、別のことです。
それに気づいてからが、彼が悟りを得るまでの境地でした。

人生で最も尊いことは、
「生まれたこと。」
それを腑に落とすと、こう気づくことでしょう。
さらに尊いことは、
「老いること。」
それに気づけば、
「病むこと。」
さらに、
「死すること。」
の尊さに。

「生老病死」とは、「四喜」です。
そう気付くと、人生の彩りがまるっきり変わってきます。
だからといって、老いや病や死を、自らが求めてはいけません。
大切な人からのギフトを、自ら求めては有難味が無いのと同じです。
もしも求めれば、それは執着になります。

思いがけずに訪れた「老い」や「病」や「死」は、「生」と同じように有難い喜びです。
そうなると、八苦も同じです。
「愛別離苦(あいべつりく)」
「怨憎会苦(おんぞうえく)」
「求不得苦(ぐふとくく)」
「五陰盛苦(ごおんじょうく)」も、

「愛別離喜(あいべつりき)」
愛する人とも別れないといけないことを喜びとする。
「怨憎会喜(おんぞうえき)」
怨みのある人とも会わねばならないことを喜びとする。
「求不得喜(ぐふとくき)」
求めたいものを得られないことを喜びとする。
「五陰盛喜(ごおんじょうき)」
思い通りにならないことを喜びとする。

そう切り替わると、目の前の情景が切り替わります。
「四喜八喜」。
これが、本当のことです。

まずは手始めに、「老い」を喜びに変えていきましょう。
それは、とても心を豊かにする行為です。
老いは、人と、人の心を豊かにする現象です。
老いたとしても、衰えることなく…。
美しく、みなぎる喜びの年を積み重ねていきたいと思います。

そんな話を、夢の中でしているという、そんな初夢でした。
もう一つの初夢もまた、すごい気付きの話でしたが…。
そのお話は、次回お会いした時にさせていただきますね。