四苦八苦

こんばんは。
いつもお世話になりまして、誠にありがとうございます。
今年は、４月の２７～２８日に長野県の善光寺ツアーに行かせていただきました。
全国からたくさんの方々がお集まり下さり、例年通り数々の行事にも参加させていただきました。

夜の御参拝、精進料理、御戒壇巡り、そして御朝事と大法要-。
その全てが感動的なものでしたが、最後の「老僧様の法話」もまた格別でした。

生きることは、苦しみも伴います。
四苦八苦という言葉があります。
生老病死という、命があるゆえに生まれる根本的な苦しみ。
そして、社会で生きるがゆえに生まれる、四つの苦があります。

愛別離苦（あいべつりく） 　… 愛する者と別離すること。
怨憎会苦（おんぞうえく）　 … 怨み憎んでいる者に会うこと。
求不得苦（ぐふとくく）　　 … 求める物が得られないこと。
五蘊盛苦（ごうんじょうく） … 五蘊（人間の肉体と精神）が思うがままにならないこと。

その苦しみを消すことは、一つ。
全てを、許すこと。
許すこと。

許すことができると、消えていきます。
許すということは、自分を善に保つということです。
自分が善であろうと思う意識があれば、人は人を許せるのです。












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