社会問題について

たまに、聞かれることがあります。
「○○のニュースについて、小澤さんはどう思いますか？」
または、
「この度の不祥事について、どう思いますか？」
というような内容です。
日韓や米中の国際問題や、政治や経済のことや不祥事を犯した人などについて、様々なことへの感想を聞かれることがあります。
僕が、そういうことについて感じることは、ほとんど何もありません。
聞く度に、自分自身を戒めていきたいと願うばかりです。

例えば、不祥事を犯した人間を一斉に責め立てる傾向が、人間にはあります。
僕からすれば、大なり小なり、人間は罪人です。
だとしたら、そんな人間が誰かの罪を責めることもまた、罪です。
昔、罪を犯した女性が町中で民衆達から石を投げつけられている場面でキリストが、
「この中で、生まれてから一度も罪を犯したことが無い者だけ、石を投げなさい。」
と言ったら、誰も投げられなくなりました。

僕が人を責めるとしたら、「人を責めている人」を責めるくらいです。
でもそれも、たった一回だけして、あとは気付くのを待つのみです。

国と国も、同じことがいえます。
もう少し、世界の国や人が成熟していけば、きっと平和な世の中は始まることでしょう。







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