今、世界は変わる時。

先日、本社セミナーで「NHKスペシャル～【地球大進化】ヒト果てしなき冒険者～」というものを観ました。
他の霊長類と比べて現生人類(ホモサピエンス)が進化できたのは、喉の気道の作りによって、多種多様な声(音)を出せることが決めてであったようです。
ネアンデルタール人などの他の人類は、脳の容量やその他の性質はほとんど現生人類と同じだったようです。
唯一の違い、それは声を出すこと、つまり言葉によるコミュニケーション能力です。
そう考えるとね、最近は声を出す会話よりも、SNSなどによるデジタルなコミュニケーションが蔓延してきています。
それなら、コンピュータの方がずっと優れているし、事実、コンピュータが囲碁で人類に勝利したり、小説を書いて賞を得るなど、コンピュータの進化は人類を圧倒してきています。
デジタル的な便利さだけでは、いずれ人類はコンピュータに駆逐される時が来るでしょう。
それは、ホモサピエンスが他の霊長類を駆逐していったのと同じように、人類も滅ぼざらなければいけない時が来てもおかしくありません

今、世界は変わる時です。
これまでのように、便利さを追求して、人類の特性を失っていく生き方では無く、例え多少不便であっても、人類が持っている心や言葉の美しさを研ぎ澄ましていくこと。
人類だけが、今のところ最終的な進化に辿り着き、そして人類だけが、他のすべての生命に対する親心を抱くことができるのですから…。

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