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広島平和記念式典

広島平和記念式典
昭和20年8月6日8時15分-。
広島に、原爆が投下されました。
その三日後、長崎にも投下され、8月15日に終戦を迎えました。
僕は、19歳の頃に、青春18切符で初めて広島に行き、広島平和記念式典に出席いたしました。
振り返ると、その頃から、平和への思いをより強く持つようになりました。
どんなに素晴らしい人生を歩んでいても、たった一つのボタンで、全てが失われる。
平和を愛していても、誰かを愛していても、地球を愛していても、もしくは憎んでいても、悲しんでいても、喜んでいても、どんな生き方も感情も抜きにして、全てを奪うのが核兵器です。

今月の6日、もう一度広島に行く。
なぜ、また行くのだろう?
考えてみました。
形として残っている原爆ドームに、何かパワーがあるわけでもありません。
形式として行われる平和記念式典に、意味があるわけでもありません。
ただ、気付いたことがあります。
「日本人ほど、戦争を憎んでいる国民はありません。」
その証が、戦後から続いている式典であり、そのままの形で残されている原爆ドームです。
もちろん、他国でも、戦争に敗れ、戦争の悲惨さを知り、戦争を憎んでいる国はいくつもあります。
しかし、それらの国々の多くは、戦争を憎む以上に、敵国を憎んでいるのです。

敵国を憎むことよりも、戦争という存在を憎むことができる。
そう思えば、日本人は世界のリーダーに立って、戦争を無くすことに尽力すべき役割があるということです。
その思いを、目に焼き付けるために原爆ドームを見て、胸に染み込ませるために平和式典に参加します。
そして、世界中から戦争を無くすことへの思いを、心に刻みます。








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