未完成の完成
例えばミロのビーナスは、両腕が無いことで永遠の美を完成させました。
見えないからこそ、見ているものが想像を膨らませる。
それは、言葉が少ないからこそふくらみが生まれる俳句にも似ています。
僕らの生活には、案外そういうものが多くあります。
わからないからこそ、考える。
考えるからこそ、真実に近づける。
近づけても、近づけても、永遠に探し続ける。
それが、答えだったりします。
僕は、スマートフォンやパソコンは、子供には必要ないと思っています。
それが溢れている今の時代は、かえって不幸だとも考えている。
それらは、答えがすぐに却って来ます。
コンピュータは、ボタンを押せばすぐに教えてくれるから。
でも本当は、問いを伝えても、答えが返ってこないような人間模様。
そんな中で、学んでいく「想像力」があります。
百人一首なんかは、その典型ですよね?
「今、相手は何を考えているのかな…」
「困っていたりしないかな?」
「あの時の言葉は、どう受け取られたかな…」
一人で悶々と考え続けること。
心は、コロコロ変わるから、「こころ」です。
コンピュータの画面の向こうには、情報がこれでもかってほどに渦巻いています。
「知っているけど、わからない。」
そんな世界が広がっている。
例えば、ゲームの中で人を殺しても、リセットボタンを押せばまた生き返る。
でも、一度失った命が生き返ることは、絶対にありません。
それに、人間の心にはわからないことが多い。
自分の心ですら、わからないことが多いでしょ?
僕らは、わからないことがあるから、苦悩する特権があります。
思い通りに行かないから、考える才能があります。
だから、完璧なんです。
ダメでみっともなくて、どうしようもない…
そんな中に、人間としての完成があるのかも知れませんね。
だから、未完成なことに、胸を張ってやってくださいね。
見えないからこそ、見ているものが想像を膨らませる。
それは、言葉が少ないからこそふくらみが生まれる俳句にも似ています。
僕らの生活には、案外そういうものが多くあります。
わからないからこそ、考える。
考えるからこそ、真実に近づける。
近づけても、近づけても、永遠に探し続ける。
それが、答えだったりします。
僕は、スマートフォンやパソコンは、子供には必要ないと思っています。
それが溢れている今の時代は、かえって不幸だとも考えている。
それらは、答えがすぐに却って来ます。
コンピュータは、ボタンを押せばすぐに教えてくれるから。
でも本当は、問いを伝えても、答えが返ってこないような人間模様。
そんな中で、学んでいく「想像力」があります。
百人一首なんかは、その典型ですよね?
「今、相手は何を考えているのかな…」
「困っていたりしないかな?」
「あの時の言葉は、どう受け取られたかな…」
一人で悶々と考え続けること。
心は、コロコロ変わるから、「こころ」です。
コンピュータの画面の向こうには、情報がこれでもかってほどに渦巻いています。
「知っているけど、わからない。」
そんな世界が広がっている。
例えば、ゲームの中で人を殺しても、リセットボタンを押せばまた生き返る。
でも、一度失った命が生き返ることは、絶対にありません。
それに、人間の心にはわからないことが多い。
自分の心ですら、わからないことが多いでしょ?
僕らは、わからないことがあるから、苦悩する特権があります。
思い通りに行かないから、考える才能があります。
だから、完璧なんです。
ダメでみっともなくて、どうしようもない…
そんな中に、人間としての完成があるのかも知れませんね。
だから、未完成なことに、胸を張ってやってくださいね。