罪と罰と人
罪と罰と優しさ
朝陽の下で走ること。
自分を見つめる時間で夜を過ごすこと。
それが、僕のベースライン。
この二年間できていなかったのですが、最近はするようにしました。
走っている時は、誰とも会話をできない。
代わりに、失っていた時間を取り戻すかのように、自分との会話が始まります。
それが、良いんです。
人は人を裁くことはできない。
なぜなら、人は皆が罪人だからです。
罪人が罪人を裁くことはできません。
だから、罪人であることは尊いことかも知れません。
食べて排泄して、眠って動いて一日を過ごします。
人が一日生きる間に、数多の命を喰らいます。
歩いていれば、蟻をつぶす。
生きるためには他者を喰らう。
お腹がいっぱいなら残す。
人殺しが悪くって、動物を殺すことは許されるという理屈は、
人間社会だけで通用することです。
僕は今日も、藪蚊を殺してしまいました。
僕は、罪人です。
だからなるべく、他の人の罪も許すことしかできない。
嘘や裏切りも、盗みや争いも、今日僕が潰した蟻の命からしたら小さいものかも知れません。
朝陽の下で走ること。
自分を見つめる時間で夜を過ごすこと。
それが、僕のベースライン。
この二年間できていなかったのですが、最近はするようにしました。
走っている時は、誰とも会話をできない。
代わりに、失っていた時間を取り戻すかのように、自分との会話が始まります。
それが、良いんです。
人は人を裁くことはできない。
なぜなら、人は皆が罪人だからです。
罪人が罪人を裁くことはできません。
だから、罪人であることは尊いことかも知れません。
食べて排泄して、眠って動いて一日を過ごします。
人が一日生きる間に、数多の命を喰らいます。
歩いていれば、蟻をつぶす。
生きるためには他者を喰らう。
お腹がいっぱいなら残す。
人殺しが悪くって、動物を殺すことは許されるという理屈は、
人間社会だけで通用することです。
僕は今日も、藪蚊を殺してしまいました。
僕は、罪人です。
だからなるべく、他の人の罪も許すことしかできない。
嘘や裏切りも、盗みや争いも、今日僕が潰した蟻の命からしたら小さいものかも知れません。