仕事の夢

生きるための術じゃなく、生きるための心を真剣に求めよう。
僕が仕事において思うことは、常にそれです。
僕がそんふうに思うのは、仕事を通して優しい人に接することができているからと、僕自身が弱いからだと思います。
生きるために必要なことは、十分な物やお金ではなく、生きることを喜べる心そのものです。

僕は、お金が無くっても、ある程度人は生きていけると思っています。
物が無くっても、もしくは社会的に忘れられた存在になろうとも、人は生きていけます。
その時に、まわりに大切な人がいたり、心の中にいつもいてくれる人がいたりするだけで、人は幸せになれるはずです。
もしも僕が、子どもたちや、または大人たちと共に、心を学び合える環境にあるとしたら、そんなことを語り合いたいと思っています。

僕の仕事の夢は、そんなことができるサロン作りです。
美味しい珈琲を入れたり、ビワ温灸をしたり、ポカポカとした場所です。
そこで語ると言っても、言葉はいりません。
のほほんと、ゆるやかな時間を過ごすだけで、無言に語り合えるのです。

そう考えると、僕が健康のことをお仕事にさせていただいているのは、初めから決まっていたことなんでしょう。
たまに思うのは、教師でも政治家でもビジネスマンでもお笑い芸人でも、いろんな生き方があっただろうに、僕は今、地球のお医者さんです。

今もしも、誰かの笑顔の役に立てたのだと自分に誇ることができれば、それだけで人生は十分に満たされます。

まずは、やるしかねえ。
ハッ！




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