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TPPについて思うことを書きました

TPPについて思うことを書きました
衆議院選挙に沸いた週末、自民党の圧勝で過ぎました。
あなたは、どの政党に投票しましたか?
原発や増税、そしてTPPについて、大きな焦点となった今回の選挙でした。

私はこの中でも、今後の日本の方向性を大きく左右するのが「TPP」だと思っています。
増税や原発は、経済の動向によって風向きが変わります。
この二つは、日本が豊かになることで、もっと大局的に観た最善の解決法が見つけられます。
TPPは、違います。

TPPとは、「Trans-Pacific Partnership」です。
「環太平洋パ-トナーシップ協定」、つまりアメリカをはじめ太平洋を囲む国々で、ルールを統一していきましょう、簡単に言えばそういうことです。

まずは、貿易と関税におけるルールです。
安い外国の品が入ってくれば、日本の農業はもちろん、中小企業を中心として、工業も大打撃を受けます。
なぜなら、東南アジアでは、日本人を一人雇うお金で、10人は雇えるので、日本で生産する必要がますますなくなります。
そこで働いている日本人は、どこへ行くのでしょうか?

これら経済の問題以上に恐れることがあります。
「人間の生命の不安」です。

例えば、医療。
日本は安定した保険制度と医療があります。
アメリカなど諸外国では、保険や医療は貧富の差がハッキリしています。
ルールが統一化されるとしたら、アメリカ方式を日本にも強要されていきます。
これまでのように、万人が安心して医療が受けられなくなることもあります。

次に、資源です。
日本の土地や資源を、海外の資本家が買いあさるようになります。
これを、政策や日本の法律で守ることもできなくなります。
しようものなら、アメリカ統括下にある国際裁判所によって、多額の賠償金と法律改正が求められるでしょう。

最後に、食です。
この夏、アメリカでは「アメリカ農業法」が通りました。
これは、アメリカの特定大手農業会社の、品種改良作物や遺伝子組み換え食品を認め、農家は指定された種や苗や農薬しか、使用できなくなるという法律です。
TPPによれば、日本も同じルールに従わなければいけない時が来ます。
こうした食品を食べることで、不妊症やアレルギー、新たな病気が増え始めると言われています。

TPPの問題は、経済の話だけで収まりません。
一度通過すれば、二度と日本の意思で変えることもできません。
今、私たちの未来は大きな分岐点に来ています。


PS
それでも、世界は必ず平和です。
それをできるのは、日々の暮らしを大切にするあなたがいるからです。





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