Walk For The Sky

今、仲間が福島県のいわき市で炊き出しをしています。
先日、いわき市に行った際に出逢い、共に地元ボランティアチームを立ち上げるまでになりました。

毎晩、電話で打ち合わせをしながら、夢を語り合っています。
「今日は、小学校でカレーをつくりました。
明日は、見回りをしてきます。
さっき、泣いている人をそっと寄り添ってきました。
農家の人たちとも、希望を分かちあいたいです。」
語る夢はいつも、すべての人が上を向いて歩いていること。

一瞬の出逢いが、永遠になります。
一瞬の中に、永遠があります。

その一瞬を見つけた時、人は一生の喜びを感じるのかもしれません。
目の前の人の笑顔の中に、その喜びはあります。

今日、その仲間が鍋をよそっている時に聞かれたそうです。
「ありがとうございます。こんなに美味しいカレーは生まれて初めてです。
あなたたちのチーム名は、何ですか？」

「Walk For The Sky。
上を向いて歩こう、です。
いつか、すべての人が上を向いて歩ける日が来るように。
“美味しい”って言葉をいただいて、僕も上を向いて歩けます。」

この上ない心の喜びを、そんな状況の中で感じていると彼は言います。
私たちは今、本当の幸せの価値観を見つけるときに来ています。

かかわるすべてのものを背負うことはできないけれど、
哀しみを優しさや強さに変えることができたらステキですね。

ＰＳ
笑っていないあなたもステキです。
哀しんでいても、怒っていても、
あなたの優しさにはいつも胸が詰まります。