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ことあげにせず

ことあげにせず
お久しぶりの日記です。
色々とせわしさが募り、日記を書くことを忘れてしまっていたこの頃です。

本当は今、いっぱいいっぱい書きたいことがあります。
言葉に出来ない想いがあることもまた事実、
日記を書いていない期間もまた、1つのメッセージをつづっていたのだと想います。

会話の中で、無言の中に秘められたメッセージがある様に、
日記を書けない時間もまた、ひとつの日記だったのかもしれません。

「ことあげにせず」
今日、御縁が逢って「丹生神社」へと行くことが出来ました。
日本で最古の水の神様を祭っているそうです。

そこで神主様から教わった言葉が「ことあげにせず」です。
江戸時代以降、日本人の気質が変わると共に、神社の役割そのものが変わってしまったと言います。
古来、日本人には「ことあげにせず」という文化がありました。
それは、言葉を発しないということです。
「相手を察するということ」
「論理的、理論的に物事を見ないということ」
「ルールをあえて作らないという、見えないルールがあること」
つまり、それまでの日本人は、心で考え、心で通じ合っていたということです。
あえて言葉にする必要もなかった時代、そこでは相手を思い遣る心や察する気質が育ったそうです。

また、その頃の神社での役割は、八百万の神様が住まう場所に来ることで、「心の重荷を置いていける場所」だったそうです。
その後、「ことあげをする文化」となってからは、人々が神様にご利益を願う場所として、神社の存在意義が大きく変質したと言います。

「これからの時代は、日本人の本質を取り戻すときですよ」
神主様は言いました。
ことあげをしないと言うことは、すべてを受け入れると言うことです。
それは、すべてを許すと言うことです。

言葉の中に、愛がある様に
言葉を発しない愛もまた、この国では愛しまれてきたのですね。

PS
何も言わないでも、人の心を震わす。
メッセージ、今日も届いています。