虹

虹。
語源は「にじむ」です。
空ににじむ色彩が、人の心を魅了しますね。
まるで、人の想いが空ににじんでいるかのようです。
だからこそ虹は、人の夢をかなえたり、幸運を引き寄せる意味を持つと言われているのでしょう。
漢字では「天空を翔ける龍(蛇)」という意味合いから、このような字になったと言われています。
夢や希望、平和を想う人の心が、龍の背中に乗って天を駆けているかのようです。

昨日と今日、青森と四日市の２つの町で、虹を観ました。
昨日と今日、とても良い一日でした。
虹が幸運を運んでくれたのでしょうか‥
もしかしたら、空に虹が見えていない日でも、ただ見えていないだけで、虹は空のどこかで掛かっているのかもしれません。
そう考えると、毎日が幸運に包まれているのでしょうね。
空に掛かる虹を探すこと以上に、心に掛かる虹に気付いていきたいものですね。

七色の光を放つ虹。
それが太陽の光そのものということは、人も皆、虹と同じ輝きを放っているのでしょう。
虹と虹は出逢えないけど、人と人は出逢える。
虹を観ることも素的です。
それよりも、観たことを共感できる人がいることが素的です。

ＰＳ．
あなたは虹のようです。
七色のように鮮やかなのに、どんな色かわからない。
人の心の空を鮮やかに、にじまします。