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天下

天下
夏休みに兄が帰省しました。
色んなことを話しました。
こうして屋根の下、家族が揃う時間が僕は好きです。
昔の人は、そんな時間を彩りたくって、お盆って制度を発明したのかも知れません。

兄が聞きました。
「今度NHKの番組で、関が原の戦について話さなきゃいけないんだけど、ヨリの答えを教えてよ。」
関が原の戦とは、今から400年ほど前、日本が東西二つの軍に分かれて戦った「天下分け目の合戦」です。
東軍の大将、徳川家康。
西軍の大将、石田光成。
総勢20万人による、今の日本を創りあげた戦でした。
質問は16問あり、その意味や名場面、活躍した人物などについて聞かれました。
その中の一つに
「関が原の戦は東軍が勝ちましたが、どうすれば西軍が勝っていたと思いますか?」

あなたでしたら、その問いにどう答えますか?

僕の答えはこんな感じです。
「天下人って、誰が決める?
天が決める。
東軍が勝ったのは、小早川秀秋が裏切ったからとか人は言うけれども、徳川家康が勝つことは天が決めていたこと。
西軍が、東軍に勝つために必要だったことは、たった一つ‥
“徳川家康を引き抜いておくこと。”
それだけ。」

天下って、そんなものですよね。
天下を人が決めることは出来ないので、天から愛されるように生きることが、あえて言う“成功法則”かな。
だったら、“天”を愛して生きよう。
“日常”を、愛して生きよう。

PS.
僕の前世って“水呑み百姓”だった気がします。
「この大根カユ美味しいね」
「ハナさんの家の馬が子どもを産んだんだってね。今日はお祝いだな。昨日採れた芋を持って行ってやろう」
「タケの息子が反抗期?こうしちゃいられねえ!」
みたいに、毎日、喜怒哀楽している百姓。
でも絶対に、大名や旅人でも、ホームレスでも、一つ屋根の下で笑顔に普通に接している百姓ってカッコいいですね。