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平成を振り返りまして。

こんばんは。
いつもお世話になりまして、誠にありがとうございます。
ジェンティの小澤頼仁です。
平成最後の日、いかがお過ごしでしょうか?
私はいつもと変わらず、事務所にて仕事をしています。

「三省」という、好きな言葉があります。
今日一日を、三回省みるという意味です。
人に、愛を持って接したか。
人に、誠実をもって接したか。
心を込めた言葉を、相手に伝えていたか。
この三つです。
時代をまたぐ瞬間、私たちは時代とともに、自分の人生を省みる絶好の機会をいただいていると言えるでしょう。

さて、「平成」も30年という時の中で、大きな変化の時代であったといえます。
世界を見渡せば、社会主義の崩壊、空前のインターネット社会の始まり、地球温暖化や異常気象…
日本国内では二度の大震災をはじめ、オウム事件やバブル崩壊からの経済問題など、世紀末を感じさせるようなことも多く起こりました。

平成という時代を一言でいえば、「人間社会のアップロード」と言えるでしょう。

人間という存在価値が、それまでの時代と大きく変わりました。
コンピューターが生活の隅々に入り込み、「考える時間」が減りました。
昔は移動中でも、物思いにふけり色々と考える時間がありました。
眠る前にも一日を振り返り、未来を夢見ながら眠りにつきました。
今は、朝から晩までネットを眺め、すぐに答えが出る世の中です。
優しさとは、イメージ力といえるでしょう。
「あの人は今、何を考えているかな?」
「今日の自分の振る舞いは、他人や社会にどんな影響を与えるかな?」
義理や人情、使命感や心を洗うこと、それらは自分を見つめる中から生まれます。

新しく便利さを生み出したコンピューターとの共存が、今の人類ではうまく使いこなせていないのでしょう。
欲と便利さのために、コンピューターが利用されています。
言い過ぎてみれば、仕事でもコミュニケーションでも、コンピューターさえあれば人は必要のない社会でもあります。
しかし、コンピューターの出現は、一人の人間が世の中に大きな影響を与えることができる、新しいパワーの出現でもあります。
良いことも…
悪いことも…
一瞬にして、一人が世界に影響を与えることもできます。

平成は、「私たちは、何のために生きるのか?」という、人間存在の根本理由に向き合うための、アップロード期間であったと思います。
物質的な豊かさにはもう、限界以上にたどり着きました。
さあ、これからは私たちは何のために生きていくのでしょうか?

人類全体として、まずは地球環境に目を向ける時といえます。
そして、国家同士の協調と尊重。
そのためには、政治や経済だけでなく、私たち一人一人の日々の生き方がカギを担っています。
「聖なる生き方をする庶民がいる限り、神様は世界を滅ぼさない。」という言葉があります。
一人一人がどう生きるのか?
そのテーマをもって、新たな時代を皆様とともに歩んで参りたいと思います。

最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございました。
平成30年間、誠にありがとうございました。
新たな時代もまた、どうぞ宜しくお願いいたします。

小澤頼仁